ROCA社の紹介(日本語)
ROCA社
多文化的な若者とコミュニティの発達のためのモデル施設
●1996年アニュアルレポート
1.ROCA社とは?
ROCA社(ROCA Inc.)は、チェルシーとリヴィア(マサチューセッツ州)における多文化からなる若者たちやコミュニティ(共同体)の育成を目的とした組織です。若者の育成のモデルとして全国的にも、地域的にも認められていて、ROCA社の若者およびコミュニティ育成プログラムは、彼ら自身の人生においてもコミュニティの生活にとってもリーダーになれるような能力を若者に対して与えます。学際的なアートやレクリエーション活動、健全で、教育的、職業的プログラム、草の根レベルの地域社会への参加、リーダーシップ・スキル・トレーニング、コミュニティの有機化などの多彩な活動を通じて、ROCA社のプログラムや地域参加活動は、毎年750人以上の若者育成ために集約的に尽力し、この2つの街に住むさらに少なくとも5,000人に対して地域参加活動や教育活動を提供しています。ROCA社は、多くのニーズに応えるために設立され、リーダーシップスキルを育成する機会を提供し、コミュニティと多文化からなる若者たち、そしてその家族の懸け橋になっています。
2.私たちのミッション
若者に対して、彼ら自身の人生においてもコミュニティの生活にとってもリーダーになれる能力を与えます
ROCA社
パークストリート101番地、チェルシー、マサチューセッツ州
02150
(617)889-5210
(617)889-2145 fax
ROCAリヴィア
シィアリーアベニュー103番地、リヴィア、マサチューセッツ州
02151
(617)284-6281
3.1996年の主な実績
・1996年6月30日、ROCA社としてのビジネス事業の1年目を成功させた。
・マサチューセッツ州チェルシーのパークストリート101番地のビル建設のために、293万ドルの資本集めを達成した。
・マサチューセッツ州リヴィエラのチェルシー連合を手本とする、十代の妊娠防止連合の設立に際して、マサチューセッツ公衆衛生局の「十代の妊娠防止チャレンジ基金」の拡大助成金を認められた。
・ゲイやレズビアン、バイセクシャルの若者の安全性向上を狙いとする、若者が運営する計画プログラム「ユナイテッド・セクシャリティ(差別なき性的志向)・オブ・ROCAチェルシー」育成のため、コミュニティに根ざした団体向けの助成金を教育局より認められた。
・リヴィアの公立学校との協力関係の下、ROCAは、中等学校の生徒向けの第1回めの放課後プログラムを開始し、学校内に両親向けの部屋を開設した。
・1996年夏において、宣伝活動や環境保護、家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス)防止、公園プログラム、選挙人登録ドライブ、公共安全キャンペーン、包括的な健康教育に関するコミュニティ計画をスタッフとして企画・運営した80名の若者リーダーへの支援。
・非行グループへの介入、若者およびコミュニティの育成、多文化プログラムに関する多くの組織やプログラムに対する技術的補助。
・チェルシーのチームを立ち上げるにあたって、「ユースSTAR」(放課後プログラム)に関してマサチューセッツ国民およびコミュニティ支援サービス委員会(Massachusetts National and Community Commission)より、若者援助や環境保護団体活動に関して、アメリコープス(AmeriCorps)より拡大助成金を認められた。
・1996年10月18日、マサチューセッツ州チェルシー・パークストリート101番地にある2万5000平方フィートのビルを修繕し、ここに移転。1996年10月26日には、1000名の若者、両親、コミュニティの方々、地域リーダー、出資者や後援者を集めて開所式を開催した。
・6名の元若者リーダーをスタッフに、1名を理事とした。このうち6名はチェルシーあるいはリヴィアのプログラムの創始メンバーである。
「若者のリーダーシップのことを考えると、街へのコミットメント(献身的参加)、このまちにいることへのプライド、街やコミュニティカレッジ、警察とのパートナーシップの築き方が分かるでしょう」――モリー・ボールドウィン(ROCA常務理事)
「目標は、私たちの街の若い人々に憎しみに立ち向かわせること、それによって憎しみに取り込まれていかないこと。憎しみから完全に離れて、一体性を維持すること」――セイラ・ピント(ROCA若者リーダー)
「私を放っておかなかったのはROCAでした。私の精神やからだ、魂の動き、そしてコミィニティの育成を通じて私を導いてくれたのもROCAでした」――オウドリア・チナ(ROCA若者リーダー)
親愛なる友人たち、出資者の方々、支援者の方々、家族の方々、
そして若いリーダーたちへ
本レポートで示されている内容は、ROCAの歴史の中でも特別な年のことであると考えられます。パークストリート101番地の新ビル移転の年であり、若者と家族のためのチェルシー連合(The Chelsea for Youth & Families)、ROCAチェルシーにとっても10年目の年で、ROCAリヴィアにとっては5年目の年でした。そして最も注目すべきは、私たちの創成期の若者のメンバーがROCA社でリーダーシップを取り始める"時代が到来した"ことです。
私たちのメンバーやワークショップ、ダンス教室、私たちの若い人々をめぐる出会い、助成金、業績に関する通常のレポートとは対照的に、ここで私たちは、みなさんの一人一人がこれを共有すべくご助力くださった、私たちの若い人々や、希望の物語を共有したいと思います。
「連合」やROCAの若者たちのパートナーとなってくれた大人のみなさんに対しては、みなさんのパートナーシップや、若者のお手本として、支援者として、尊敬の対象として尽力いただいたことに感謝いたします。また、若者たちが彼らの居場所であり、そしてわれわれの世界にあって彼らの重要性をいつも思い出させてくれるものであるビルや空間を持てるようになったことについても感謝いたします。
ROCAの若きリーダーたちに対しては、君たちのために乾杯! という気持ちです。あなたたちの成長や、自覚していく様子や、コミュニティに対する情熱や、そして今度はあなたたちが手を差し伸べている若い人たちに対する信念を目にすることほど光栄なことは私の人生においても本当にありませんでした。あなたたちのビジョンにおける純粋さ、人生への献身ぶり、夢を実現する能力、そして、コミュニティの中で生き、そして栄えるためには私たちみんなが必要とする、若い人たちの多様性や力を大切にする力量、そのすべてにおいてあなたたちは私たちをしのいでいくことでしょう。あなたたちと知り合えたことを誇りに思います。
そして、私たちのプログラムに参加している若いみなさん、私たちのまちに住む若いみなさんに対しては、私たちはみな、みなさんを称えるためにここにいるのだということを言いたいです。どんなことがあっても、人生はみなさんに可能性を開いていること、人生は楽しく、美しく、素晴らしいものであることをいつも心に留めていてください! みな一人ではないことを忘れないでください。みなさんのお兄さん、お姉さんはみなさんより先にここを訪れ、他の人たちはみなさんの後に来るでしょう。みなさんはお兄さん、お姉さんから学び、今度は学んだことを私たちに教えてください。
この施設「ROCA」を、学びの場、教えの場、与えの場、そして21世紀へ、これからもずっと私たちを導いてくれる場としてぜひご利用ください。
モリー・ボールドウィン(ROCA常務理事)
「子供たちや若者たちはまず私たちを必要としていることを知ってください。そして第一に、彼らを愛し、彼らを信じてください」モリー・ボールドウィン(ROCA常務理事)
ディビジョン。クロス。パーク。これらはマサチューセッツ州のリヴィアとチェルシーの若い人々のトレーニンググラウンドであるROCA社のホームとなってきた空間を際立たせてきた道の名です。これらの道はまた、新しい物理的空間であるビルを利用して自身を新たにするべく奮闘してきた組織、ROCAにとってその年の旅を象徴しています。
ここには、つまりこの構造物およびパークストリート101番地の人々の内部には、彼らが奉仕するコミュニティを守り、活気づけようという高潔な精神があります。ROCAの若者への約束は、違いを認めるということと、お返しをするということです。若者たちは、自分を生んでくれたコミュニティに奉仕する日々の中で自分自身を学び、成長させ、新たにし、街並みを、そして彼らの生活を変容させていきます。
この物語は、関係の物語です。ROCAのスタッフとROCAの若者の関係の物語。ROCAとコミュニティに住む親たちとの関係の物語。若者とコミュニティの関係の物語です。一歩一歩、会話を交わすごとに、日ごとに――ROCAのスタッフとROCAの若者パートナーによって集中的なレベルで実現されていきます。
ROCAが若い人々に対して献身的に努力するだけでは十分ではありません。ROCAのスタッフと若者は学習者であり、自分たちの間違いに対しては正直であり、自分たちの行動には責任を持ちます。彼らは個々のふれあいが、相互理解、友情、成長の始まりであることを知っています。ここにはアンビバレンスな感情などありません。ROCAはあなたに約束させますが、ROCAにとってすべては私的なことです。
ROCAがその貢献する若い人々やコミュニティにおける激しい変化にテコ入れできるのは、この個々人の自認のおかげです。ROCAは、ものごとの前提となっているものに挑み、過去から学び、そうした姿勢を通じて彼らが貢献する若者やコミュニティにとって成長と希望の星となるような、勇気ある若者を育てます。
4.ROCAゾーン
「ROCAは彼らの怒りも、そして彼らの貢献も引き受けます。ここにはありのままの自分でやって来てよいのです」――オードリア・チェア(24才)
そのすっきりとした趣のある、3角形のビルは、ベージュ色の8フィートの窓に囲まれ、建物の内部には二つのまちの光と未来が描かれています。ハーメルンの笛吹き男のように、ROCAはチェルシーとリヴィアの若者の最高の部分を生み出すために彼らを魅惑し、呼び寄せています。
マサチューセッツ州チェルシーでは、ROCA社のドアをくぐり抜け歩くと、天井の高い、開放的な空間がクリエイティビティ(創造性)と元気を誘います。ここが「ROCAゾーン」であり、エネルギーに満ちた環境で、独特の雰囲気に囲まれ、そして広く認められ、敬われているところです。
パークストリート101番地のこの新ビルを離れた後でも、ROCAゾーンは、若者も大人たちも困難を乗り越えようと挑むそのオーラによってなかなか消えることはありません。
続いて紹介するROCAリヴィアは、チェルシーとは対照的に、1991年に起きた人種差別的な非行グループによるけんかの血なまぐさい余波の残る店先にあるワンルームのユースセンターです。走行中の車からの襲撃や薬物取引と関連のある回廊である、シィアリーアベニューにあります。
リヴィアとチェルシーではROCAの若者や大人たちによって多くのことが生まれています。学際的なアートとレクリエーション活動、健全で、教育的、職業的プログラム、草の根レベルの地域社会への参加、リーダーシップ・スキル・トレーニング、コミュニティの有機化などの多彩な活動を通じて、ROCAの若者はまちづくりを行っています。
チェルシーにある新しいユースセンターは、若者の精神の最新の信条が表現されているものです。現在奉仕している若者が、年間750名にまで拡大することができたその許容力によって、ROCAは不良グループの家ではないことを、ROCAはそれ以上の役割を果たしていることを証明してきました。「彼らに俺たちを評価させないでくれ」。ROCA出身のリーダー、ダニエル・カルヴォ(22才)は言います。「俺たちについて知ろうなんてことは彼らに考えさせないでくれ」。
「ここが問題を抱えた不良の家だとみなされるまえに」。8年前にカンボジア出身の若者として首尾よくはじめて採用されたオードリア・チェア(24才)は言います。「私たちは最低の若者たちのために働いているのではく、社会システムに見捨てられた若者たち、そこに入っていけない若者たち、少年司法のシステムによって見切りをつけられた若者たちのためにここにいるということを、この新しいビルによって証明しているのです」
「大人たちは若い人々に良くふるまい、良い子供になるよう期待します」と彼女は付け加えます。「そして、本当のところは、若い人たちの真の自己というものを奪っているのです」。
「ROCAは彼らの怒りも、そして彼らの貢献も引き受けます。ここにはありのままの自分でやって来てよいのです」。
若者やコミュニティを育成するモデル施設として
5.ROCA社の哲学
・若者は基本的に善良で、創造的で、理想主義的である。彼らに適切な支援を行い、彼らに適切な要求を行えば、若者たちは生産的で、責任ある、有益な社会の一員になる。
・若者はコミュニティにとってかけがえのない、強力な資源である。彼らは、社会の最も喫緊な問題の解決に積極的に関わらなければいけない。
・コミュニティのリーダーや有益な世話役になるべく、若者にその能力を備えさせることは、私たちのコミュニティの健全化と成功に不可欠である。
・コミュニティの社会正義や前向きな社会変化のために、コミュニティが抱えるコンテクスト(背景・状況)の中で働くことは、そのリーダーシップや自負、公益に対する責任を鍛えるという最高の機会を若者に与えるということである。
・多様で、多文化からなる若者がともに学び、彼らのコミュニティを改善することは、相互的な尊敬や理解を促進し、偏見をなくし、彼らの存在に対する健全な感覚を若者に身につけさせる。
・若者は、彼らが重要であると思う考えに応じて学び、その学んだところにしたがって行動する。その学習は学際的なもの、問題解決や問題提起を重視するものでなければならず、断片的なものや主観的なものを重視したものであってはならない。
・教育はものごとを個人の問題としてとらえながら行われなければならず、生徒はその学習に積極的に参加しなければならない。また、若者に有意義な仕事をすること、批判的に思考すること、社会の正規の一員として参加するための準備させるものでなければならない。
ROCAは、身体、心、精神、そしてコミュニティの発達に対するホーリスティックな(全体論的な)アプローチを約束しています。
身体(Body)――健全な選択と健全な活動を育成する。
心(Mind)――知性ある包容力と情熱的な対処スキルを育成する。
精神(Spirit)――精神性の個々の内在化と変化を起こせる能力に対する信仰を育成する。
コミュニティ(Community)――家族や、ROCA,まちや自然環境に"お返しをする"。
権利は責任と直結しているというROCAの信条を持ち続け、施設を使い、活動に参加するために、若者は"コミュニティを元の状態に戻す"という形態の活動を各期求められます。
6.やるべきことをする
「彼は元ストリート少年でしたが、今では卒業しています。今、彼は彼を信用できる人間にさせた"違い"を仲間とともに主張しています」
エリック・ロドリゲスは、ピアスをし、黒色の瞳と強い個性を持った、魅力ある24才です。彼はかなり以前に薬物の売人から足を洗い、今ではROCAで働く仲間のリーダーです。彼は元ストリート少年でしたが、今では卒業しています。今、彼は彼を信用できる人間にさせた"違い"を仲間とともに主張しています。
「必要なのは『君はできることは知っているよ』と言う人間ではないのです」とエリックは言います。「『自分のやったのだから、君もできることを知っているよ』と言う人間が必要なのです」。
エリックや他のROCAの仲間たちが言うように、彼らの今ある人生はROCAのおかげだという思いがあります。多くの人が冗談交じりにROCAは第2の家であると言います。彼らの関係は強烈で、多くの場合、対決的でもありますが、ここでは彼らの声は尊敬されます。こうした理由で、彼らはROCAに繰り返し戻ってくるのです。
「ROCAは、若い人たちが自分自身を見つけられる、安心できる場所です」とエリックは言います。「そして、パートナー同士として若い人たちと働け、若者の機転に真の価値を加えることのできる場所なんです」と加える。「僕にとって、特別の、他とは違った場所です」
それでもエリックは、ROCAの復活とチェルシーとリヴィアのコミュニティの再生のカギとなる、数ある新たなリーダーの一人にすぎません(このような人間はここにはたくさんいるのです)。
チェルシーとリヴィアについて
チェルシーはマサチューセッツでも最も貧しいまちに囲まれ、多くの住人が渡ったことのない橋でボストンと結ばれています。茶褐色の、多世帯共用の住居が広がる、22の言語、3万4000人の住民が暮らす1.8マイルほどのコミュニティです。
現在では州による管理下に置かれたを切り抜けていますが、まちを再生するために活力をもたらし、説明責任を果たしてくれる若者が必要とされています。
この地域ならではの暴力や人種差別で知られるリヴィアの中心にROCAリヴィアがあります。ここでは薬物と暴力についてゼロ容認の方針がとられています。
欧州系アメリカ人や、中東やカンボジアからの移民、ラテン系やアフリカ系のアメリカ人からなる、これらの歴史あるコミュニティの中で、ROCAは家のような役割を果たしてきました。この人口密度の濃い、小さなまちの中にあって、貧困や失業は今も現存しています。ROCAはこのような路上で生まれ、若い地元の才能とともに育っていくような、多様で、タイムリーで、適切なプログラムを提供しています。
若者の情熱と創造力で、ROCAはチェルシーとリヴィアの多様な若者に奉仕しています。ROCAは、コミュニティ復活のためのオアシスであり、発射台です。
連合とプログラム
「若者の家族のためのチェルシー連合/The Chelsea Coalition for Youth and Families」――十代の妊娠防止と若者育成の連合団体。
「若者の家族のためのリヴィア連合/The Revere Coalition for Youth and Families」――十代の妊娠防止、学校関連の支援サービス、若者育成の連合団体。
「ROCAチェルシー・リーダーシップ・センター/ROCA Chelsea Leadership Center」――さまざまな活動、プログラム、仕事、リーダーシップトレーニング、コミュニティ・サービス・プロジェクト、インフォーマルなカウンセリンググループ、ストリートでの地域参加、さらに12才から21才の若者が安心できる場所を提供。スタッフは英語、スペイン語、クメール語が話せる。
「ROCAリヴィア・リーダーシップ・センター/ROCA Revere Leadership Center」――さまざまな活動、プログラム、仕事、リーダーシップトレーニング、コミュニティ・サービス・プロジェクト、インフォーマルなカウンセリンググループ、ストリートでの地域参加、さらに12才から21才の若者が安心できる場所を提供。スタッフは英語、スペイン語、クメール語が話せる。
「ヤングマザーズ連合/Young Mothers United」――若い母親を対象にした集中的な家庭コンサルティングと支援サービスを提供。また、個々の目標の達成に努力する若い親を補助。
「ユースSTAR・コープス/YouthSTAR Cops」――フルタイムの若者支援サービスと自然保護団体。リヴィアで始まり、チェルシーにも広がっている。他にも、健康促進や環境保護作業を行い、ROCAリヴィア・プロジェクトのために食料品室(フードパントリー)を運営。
ワークショップ、トレーニング、テクニカルアシスタンス(技術的補助)
「ヘルス・エデュケーション・ワークショップ/Health Education Workshop」――十代の妊娠防止、HIV/エイズ予防およびその教育、喫煙予防およびその教育、十代の恋人への暴力防止およびその教育、暴力防止、薬物乱用予防、結核予防とその教育。
「その他のワークショップ」――多文化および一つの文化に特化したプログラム、プロジェクト、環境保護、リーダーシップ育成、若者によるプロジェクト、空腹救済プロジェクトの立ち上げと運営、若い親のための親業教育。
「テクニカルアシスタンス(技術的補助)」――若者リーダーシッププロジェクト、草の根レベルの地域社会への参加、コミュニティの有機化、多文化的な若者とコミュニティ育成プログラム。
チェルシーについて
・チェルシーは、面積わずか1.8平方マイルのまちで、3万4000人を超える人が住んでいます。人口構成は、ラテン系が50%以上、白人系が33%、東南アジア系が7%、アフリカ系が5.2%、その他4.8%となっています。
・チェルシーは、州で最も貧しい都市に囲まれ、人口の24%は貧困ラインより下の水準で暮らしています。市として大恐慌以来、国内ではじめて、州の管理下に置かれました。
リヴィアについて
・リビア市の人口は4万868人、面積は5.9平方マイル。歴史的に白人系の住民が多かったのが、近年では移民系住民も増え、なかでもカンボジア系移民が多く、カンボジア系の子どもが占める割合が多くなっています。
・警察の統計によると、リヴィアの中でも、シィアリーアベニューの近隣では薬物による逮捕、売春、不良少年グループの活動、人種差別による暴力や暴力犯罪が非常に集中しています。
8.若者を祝福する
「このビルは私たちの声を追い出すのではなく、私たちに声を上げさせ続け、その声に誠実であり続けるという意味で象徴的です」――セイラ・ピント(24才)
1996年10月26日、パークストリート101番地のユースセンターの公式オープンまであと2時間というときに、「僕たちは待っているよ」と若いカンボジア人の若者が声をかけてきました。彼と、20才を少し超えた若者、そして10才から15才ほどの少年が足を組みながら新しいROCA社の玄関のところに静かに座っていました。
彼らが座っている場所には、あらゆる肌の色をした、あらゆる年代の若者が、マサチューセッツ州チェルシーで唯一のユースセンターのオープンを心待ちにしていました。そしてその行列は伸び、約300人の若者がビルの周りを囲みました。
いったんビルの中に入ると、若者は新しいタウンセンター―ビルの中心にある玄関から天井まで吹き抜けの円形スペース―のまわりをせわしく動き回りました。白い風船で飾られた空色の手すりや、新しく塗装された柱が中心に配置され、それは誠実な祝福を伝えるチェルシーやリヴィアの若者にとって、このモニュメントを設計し、奮闘して築いた誇りある若者たちのプライドでありました。
彼らはROCAの新しい家を祝福するために集まっていたみんなのために――2カ月から24才の若い人たち、人種もカンボジア系、ヒスパニック系、白人系、黒人系とさまざまな若者たち、そして創始者、市職員、消防署の副署長、市長、親たち、修道士、司祭、家族、見物人たちのために――防火扉を開けなければなりませんでした。新しいビルの収容人数は超えていましたが、なおもやって来る人も見られます。プログラムのために残っている人や食料を買う人もいますが、彼らは彼らの心を満たす希望のために集まったのです。
「ROCAは、『彼らは何を必要としているのか?』という問いに答えてくれる場所です」。新しいビルの内装をROCAとともに担当した建築家のゲリー・グラームがいいます。トーマス・バーミンガム上院議員は、「パークストリートの奇跡」、新しいチェルシーになるための建物の一つであると愛情をこめてROCAを呼びました。
「ROCAは、つねにコミュニティにお返しをする以上でも以下でもありませんでした。お金も名声も必要としない、ただお返しをするだけのことです」と、警官のケニー・ピレスは言います。「長いあいだ、子供たちは自分たちの居場所を望んでいました。と彼は加える。「ROCAは子供たちに場所を提供したのです。彼らはROCAの人々が彼らのためにいてくれるのだということを知っています。子供たちと話してみれば分かりますよ」
目を閉じてはいけない
プログラムの基になっている方針を吟味する、協力や学習に関する機会を常に開放する、ROCA自身を勇気をもって一新する――こうした際に、奇跡が起こるような空間をつくり上げること、それがROCAの用心です。
「夢を持ったことがあるかい?」。タイ・タン(19才)が聞きます。彼は学校を中途退学してROCAにやって来て、以来5年間ROCAのパートナーとして成長をともにし、今ではROCAで働いています。「僕たちは、8年前にこのビルを建てることを話した。みんなは笑ってそれは不可能だって言ったけど、今ではその夢が実現したわけだ」。
暴力に関して危機的なまちだという声に応えてリヴィア市長によって立ち上げられた「ROCAリヴィア・プロジェクト」は1992年5月、文字どおり夜中にスタート、お金もスタッフもなく、前もって何を主張するかというアイデアもありませんでした。ただ、若者を活気づけたいということと、若者育成のモデルになろうということだけでした。
リヴィアのオフィスから道路を横断したところにある、ドライブバイシューティング(走行中の車からの射撃)や不良グループの抗争の場となっているバスケットボールのコートのある土地に、ROCAは人生および、リヴィアの路上で殺されたROCAリヴィア出身の若者ヴァンナロース・オウクに対する信仰の表明の証しを建てました。この赤と黄色をした遊び場としての建造物は楽しそうに笑う50人を超える子供たちで毎日あふれています。これは、ROCAの若者によるコミュニティに対する目に見えるお返しの例の一つにすぎません。
タウンセンター――ROCAのビルの中心にあるオープンスペースは、最終的な設計の必要条件を満たすアイデアに若者たちが寄与した一つであり、他の活動のすべてがここから生まれ、ここに集まってくるところでもあります。全部で新しいROCAセンターには、公演用のバックステージ入口を備えた体育館、ダンススタジオ、アートセンター、マルチメディア・コンピュータ・ラボ、子供ケアセンターを完備した親用の教室、3つの教室、2つの会議室、管理事務所が、これからの活用の展開が期待される部屋とともにあります。
9.私たちの時代の到来
「将来、若いころにこのドアをくぐったという大人が現れるでしょう。私たちに共通の発達、癒し、人権に挑み、これを重視し、奮い立たされた人たちです」――ルイス・ガーデン・アコスタ(創始者、エルプエンテ、ニューヨーク)
「自分の子供を育てるように行動することです」。ROCAの創始者であり、常務理事のモリー・ボールドウィンは言います。第一に彼らを愛し、彼らを信じてください、そして彼らに成長させてあげられるような支援をつくり出そう――というROCAの哲学の基本原則となるシンプルな言葉です。
ROCAは若者たちのありのまま引き受け、彼ら自身で変化を起こさせるための責任感やツールを平易ながら次第に与えていきます。
「ROCAは私のために多くのことをしてくれました。ROCAは私に多くのことを与えてくれたので、そのお返しをしたいのです」と、スージー・イスマツール(18才)は言います。彼女は13才からROCAで活動し、今ではROCAのユースリーダーです。この3年間、彼女は、同性愛恐怖症、性感染症、HIV/エイズに関する教育、十代の妊娠といった十代の健康に関する問題を題材として扱う演劇一座「ユース・エド・フォア・リアル」の演出を担当しました。
彼女はROCAという新たに生まれた若者のリーダーシップの典型を示したのです。ROCAの若者は10年以上にわたり組織とともにあり、今では若者を育成し、輝かせようと挑んでいる組織に献身的に参加しています。こうした若者は彼らの仲間に手を差し伸べ、仲間の役に立とうと支える人たちです。
10.成長する勇気
ROCAはこれまで10年以上にわたって自身の成長へのチャレンジを経てきました。そのはじまりは1987年のことで、このときは十代の妊娠に関するプログラムで、マサチューセッツ公衆衛生局による「十代の妊娠防止チャレンジ基金」より資金を集め、彼らが奉仕すべき若い命を反映させました。他の機関の施設を使わせてくれるよう頼むこともしばしばでしたが、ROCAが直接提供する事業は路上や粗末なビルで行われました。それでも彼らはそこを「ホーム」と呼びました。きゅうくつな部屋の水浸しのカーペットに座ることも少なくなく、「若者と家族のためのROCAチェルシー連合」の若者や大人たちは事業の計画を行い、空間ではなく時間に対抗しながら働いていました。チェルシーやリヴィアの若者の生活は私たちを待ってはくれないのです。
ROCAの集中的で、若者主導で行われる仕事のプロセスから、若者とコミュニティ育成組織としてのROCAの未来が生まれました。情報、教育、文化的理解の拡大、若者援助の機会、何かに熱中することや人生の選択肢の向上は、生きる力を与える力強い決定を自分自身でできるような若い人々の能力を強化し、コミュニティの持続可能な変化を生みだします。自分自身の失敗を自身で責めるのではなく、若者は彼ら自身の発展のためのより前向きな社会のコンテクスト(背景・状況)をつくり出すよう勇気づけられるのです。
11.輝く星
「ユースSTAR・コープス/YouthSTAR」はROCAの若者支援と自然保護の団体で、1993年より「アメリコープス」と「マサチューセッツ国民およびコミュニティ支援サービス委員会」の出資を得ています。「ユースSTAR」はまた、コミュニティと個人の発展を促進するサービスのモデルとなる――というROCAの精神を実践しています。
この強力なプログラムは、リヴィアで始まり、今ではチェルシーに本部が置かれていますが、学校を中途退学した若者や職のない若者、大きな危機的状況にある若者に対して、授業や仕事に基づいた学習を通じて彼らに欠けている体系(structure)を与えるというものです。
フルタイムの集中的なトレーニングプログラムである「ユースSTAR」は、人間や自然環境に関する前向きな変化に必要な有効なコミュニティ資源として自らを確立しました。
「バウン(Baung)とはカンボジア文化において兄弟を意味します」、と言うのは「ユースSTAR」で育ったタイ・タンで、今では、運営スタッフのメンバー、そして「ユースSTAR」モデルの全国代表でもあります。「そしてこの言葉は大人や権威に対する敬意も表しています。私の仲間にとって"バウン"な人になることは素晴らしいことです」と彼は付言します。
「若い人たちは、ROCAの仕事に多くの時間を費やしています」と「ユースSTAR・コープス」の理事のジェニファー・クランマーは言います。「われわれの団体のメンバーはスタッフを希望する人たちに面接をしてきましたが」と彼女は言い、次のように付言します。「眠ることなく、協力と学習に関するあらゆる機会に気づかなければいけません。つまり目を閉じてはいけないのです」
12.精神の一体化
ROCAの中核にあるのは、思想においても、言葉においても、行いにおいても、奉仕する若者に敬意をもって接することに全責任を引き受けることをその献身において明白にする精神性の深淵な価値です。
「私たちはお金によって(ROCAを)始めたのではなく、精神によって始めた」と、若くしてROCAにやって来たセイラ・ピント(24才)は信じています。そして彼女はチェルシーとリヴィアの若者の受け止め方は間違っていると示したいと思っています。「われわれの発展の次の段階は私たちの精神の一体性を維持することでしょう」
この中核にあるものはまた、学習組織となって若者が学習をし、そこで得たものを彼らの持つ前提に反映させ、彼らの信念と矛盾することなく行動することを奨励するという彼らの約束にも明示されています。若いリーダーたちの変容の中には、体系的な自省に伴われるROCAの厳格さが見られますが、リーダーたちもまたコミュニティや仲間たちの先頭に立つためにこの自省のプロセスを経て現れるものなのです。
トーマス・バーミンガム上院議員は、ROCAの精神に魅せられた若者と大人双方の感情を次のように要約しています。
「チェルシーでちょいと一杯やるのは簡単だが、ROCAが最も飲み頃のチェルシーである」
「この場所についてはたくさん言えることがあるけど、そのすべてがいいことばかりです」――ジョセ・ラモス(警官)
「私はROCAに来て、他の人々がROCAの人たちとは違うということを忘れました。私たちは他の文化を尊重することを主張しながら、違いを認めるために必要なだけのことを行います」――キャロライン・ホプキンス(ROCAリソースディレクター)
「本当のお手本――それは自分の子供を育てるように行動することです」――モリー・ボールドウィン(ROCA常務理事)
「ROCAは他の組織ではできないことをするためにその支援サービスを発展させ、支持者を拡大するという位置にあるのです」――ディーン・ウィルマ・ボナパルテ(バンカーヒル・コミュニティ・カレッジ、チェルシーキャンパス)
[ROCA社 プログラムへの基金寄付者]
アメリコープス (AmeriCorps)
匿名の寄付者の方々
アセンブリー・スクエア・モール (Assembly Square Mall)
AGMサマーファンド(AGM Summer Fund)
アグネス・M・リンゼイ・トラスト(Agnes M. Lindsay Trust)
AT&T
ベイバンク(Baybank)
ボストン・コミュニティ・AIDS・パートナーシップ(Boston Community AIDS Partnership)
ボストン・レズビアン・アンド・ゲイ・コミュニティズ・ファンディング・パートナーシップ(Boston Lesbian and Gay Communities Funding Partnership)
ボストン・エジソン財団(The Boston Edison Foundation)
ボストン財団(The Boston Foundation)
ボストングローブ財団(The Boston Globe Foundation)
サラ・ボートウェル、ジェフリー・ボートウェル(Sara and Jeffrey Boutwell)
ブッシュロッド・H・キャンプベルおよびアダー・F・ホール慈善基金(Bushrod H. Campbell and Adah F. Hall Charity Fund)
カボット・ファミリー慈善トラスト(The Cabot Family Charitable Trust)
チェルシー・ヒスパニック・センター(Centro Hispano de Chelsea)
チェルシー・ヒューマン・サービス・コラボレイティブ(Chelsea Human Service Collaborative)
ユダヤ慈善団体連合(Combined Jewish Philanthropies)
社会福祉庁(Department of Social Service)
ダンキン・ドーナッツ(Dunkin' Donuts)
環境保護局(Environmental Protection Agent)
フリート財団(Fleet Foundation)
マサチューセッツ・フリート銀行(Fleet Bank of Massachusetts)
フューラー財団(Fuller Foundation)
グリーリー財団(Greeley Foundation)
ハイアムス財団(Hyams Foundation)
JENJO財団(JENJO Foundation)
マサチューセッツ放課後教育プログラム局(Massachusetts Department of Education After School Programs)
マサチューセッツ教育局(ラーン・アンド・サーブ/学んで、役立てる)(Massachusetts Department of Education ? Learn and Serve)
マサチューセッツ雇用・訓練局(Massachusetts Department of Employment and Training)
厚生および対人援助局、アルコール・薬物濫用防止センター(Department of Health and Human Service, Center for Substance Abuse Prevention)
マサチューセッツ司法局(チェルシーの雑草と種)(Massachusetts Department of Justice ? Chelsea Weed and Seed)
マサチューセッツ公衆衛生局(チャレンジ基金、タバコ管理、薬物乱用防止、家族およびコミュニティ厚生、エイズ事務所)(Massachusetts Department of Public Health ? Challenge Fund, Tobacco Control, Substance Abuse Prevention, Family and Community Health, AIDS Bureau)
マサチューセッツ教育・学校関連サービス行政事務所(Massachusetts Executive Office of Education-School Linked Services)
マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)
マサチューセッツ産科病院および捨て子養育院コーポレーション(Massachusetts Maternity and Foundling Hospital Corporation)
マサチューセッツ国民およびコミュニティサービス委員会(Massachusetts National and Community Commission)
マサチューセッツ予防センター(Massachusetts Prevention Center)
マスポート・コミュニティ・サマージョブ・プログラム(Massport Community Summer Jobs Program)
メルックファミリー財団(Merck Family Foundation)
ミリポア財団(The Millipore Foundation)
多文化エイズ連合(Multi-Cultural AIDS Coalition)
ニードモール財団(The Needmor Foundation)
新戦争税レジスタンス(New War Tax Resistance)
ニネックス財団(Nynex Foundation)
コミュニティサービス事務所 家庭内暴力プログラム(Office for Community Service ? Family Violence Program)
プロジェクト・ブレッド‐ウォーク・フォア・ハンガー(空腹のための歩み)(Project Bread ? The Walk for Hunger)
ジョージ・A・ラムローズ財団(George A. Ramlose Foundation)
家出およびホームレスの若者‐ブルックリンのコミュニティの健全を通じた子供および家族管理(Runaway and Homeless Youth ? Administration of Children and Families via Brookline Community Health)
シュラフト慈善基金(schrafft Charitable Fund)
ガーディナー・ホーランド・シャウ財団(Gardiner Howland Shaw Foundation)
シャウムート銀行(Shawmut Bank)
ジャニー基金SRプログラム(The SR Program of Janie Fund)
ステートストリート財団(The State Street Foundation)
ストップ・アンド・ショップ(Stop & Shop)
ワン公演芸術センター(The Wang Center for the Performing Arts)
[ROCA社 建物への基金寄付者]
ハイマン・アンド・メアリー・パリン・ビルディング
「ROCAはあなたの心の内側にすでにあるものを探し出すので、あなたは輝くことができるのです」――スージー・イスマツール、18歳
匿名の寄贈者の方々
AT&T
H・F・ボールドウィン(H. F. Boldwin)
サマーフィールド・ボールドウィン・トラスト(Summerfield Baldwin Trust)
ボストン銀行(Bank of Boston)
黒人家族慈善財団(Black Family Charitable Foundation)
ボストン・カンパニー(The Boston Company)
ボストングローブ財団(The Boston Globe Foundation)
T・F・ボイル・トランスポーテンション社(T. F. Boyle Transportation, Inc.)
ボウワーズ商会(Bowers and Co., LTD)
ブロードウェイ・ナショナル銀行(Broadway National Bank)
ダニエル・バーク(Daniel Burke)
アリス・P・チェイス・トラスト(Alice P. Chase Trust)
チェルシー共済協同銀行(Chelsea Provident Cooperative Bank)
マサチューセッツ市民銀行(Citizens Bank of Massachusetts)
クリッパーシップ財団(Clipper Ship Foundation)
ディムーラス財団(Demoulas Foundation)
マリオン・L・ディクロー財団(The Marion L/ Decrow Foundation)
アリス・ウィラード・ドール財団(Alice Willard Dorr Foundation)
EOCDチェルシー・スモール・シティズ(EOCD-Chelsea Small Cities)
ファニー・メイ(Fannie Mae)
ボストン連邦住宅ローン銀行(Federal Home Loan Bank of Boston)
フォーリー・ホーグ&エリオット(Foley, Hoag & Eliot)
チャールズ・ヘイデン財団(Charles Hayden Foundation)
ハイアムス財団(Hyams Foundation)
インダストリアル・ワイパー・アンド・ペーパー・カンパニー(Industrial Wiper and Paper Corporation)
JENJO財団(JENJO Foundation)
カイエム・フーズ社(Kayem Foods, Inc.)
キルション・ペイント・アンド・ウォールペーパー社(Kirshon Paint and Wallpaper Co.)
コールバーグ財団(The Kohlberg Foundation)
クレスジェ財団(The Kresge Foundation)
E・ルクレア(E. LeClair)
リチャード・レッティーリ(Richard Lettieri)
アグネス・M・リンゼイ・トラスト(Agnes M. Lindsay Trust)
ロータス慈善プログラム(Lotus Philanthropy Charitable Program)
ジョージ・Hおよびジェーン・A・ミフィリン記念基金(The George H. and Jane A. Mifflin Memorial Fund)
ミリポア財団(The Millipore Foundation)
ニューイングランド・プロデュースセンター社(New England Produce Center, Incorporated)
デボラー・マンロー・ノーナン記念基金(The Deborah Munroe Noonan Memorial Fund)
ハイマン・パリン、メアリー・パリン(Hyman and Mary Pallin)
パートナーズ・ヘルスケア・システム社(Partners Health Care System, Inc.)
メアリー・ピーコック(Mary Peacock)
ハロルド・ウィットワース・ピアース慈善トラスト(The Harold Whitworth Pierce Charitable Trust)
ピーボック財団(The Peebok Foundation)
マーベル・ルイーズ・リレイ財団(The Mabel Louise Riley Foundation)
チェルシー・ロータリークラブ(Rotary Club of Chelsea)
シャウムート銀行(Shawmut Bank)
ストップ・アンド・ショップ・コーポレーション(Stop & Shop Corporation)
ピーター・A・シュトラウス・トラスト(Peter A. Strauss Trust)
サフォーク・コンストラクション(Suffolk Constraction)
USトラスト(U. S. Trust)
エール‐オー‐グロウ・コーポレーション(Yell-O-Glow Corporation)
そして、ROCAの多くの仲間たち
とりわけ、
設計:グラーム/メウス (Grahm/Meus)
施工:アーバーソー・コンストラクション・コーポレーション (Aberthaw Construction Corporation)
プロジェクトマネジャー:ダーレーン・スプーア (Darlene Spoor)